やさしく学べるKampoレッスン終了

先日、宮崎県医師会館にて我が部のOBである加島先生をお招きして行われてきた「やさしく学べるKampoレッスン」の3回目の講演が行われました。
「女性疾患と漢方」という題で、女性特有の病気に対する薬剤の処方を中心にとてもわかりやすくお話いただきました。

九鼎会@wiki、鋭意作成中

宮崎大学医学部漢方医学研究会は、九州地区国立大学医学部東洋医学系サークル交流会「九鼎会」に参加しています。九鼎会では毎年2回合宿が開かれます。

今年の九鼎会春合宿で、合宿記録のために雑誌を刊行しよう、というアイデアを提案したのですが、半年たって話が膨らみ、ただいま参加大学で協力しながら九鼎会ホームページ(九鼎会@wiki)を鋭意作成中です。九鼎会参加校の交流と情報交換および、皆様への情報発信を目的として、Wikipedia形式を採用しました。

もう少ししたら公開いたしますので、どうぞご期待ください!

2007年度忘年会報告

去る11月30日、清武町いなかやにて2007年度忘年会が開かれました。併せて幹部交代式および学祭打ち上げを執り行いました。

<参加者>

  • 林克裕教授(顧問)
  • OBドクター2名(本学勤務)
  • 学生16名

新幹部は主将、副主将(2名)、会計、主務、生薬係の6名です。学年は新4年〜新2年にわたっています。

医学展・漢方企画のご案内

宮崎大学医学部漢方医学研究会presents「九州最大級!宮崎大学大学清花祭・医学展漢方企画」HPへようこそ!


去年はお休みをいただきましたが、今年は新入部員大量入部を受け、おこがましくも


九州最大級の学生漢方展示


と銘打って漢方・東洋医学関連の展示を開催いたします。


現在、臨床医療の場では東洋医学が急速に広まりつつあります。多くの方々に東洋医学を身近に感じていただくために、医療現場で実際に使用されている”漢方”の姿を、

  • 基礎理論
  • 生薬・方剤
  • 医療用漢方製剤
  • 鍼灸

の四つの視点からご紹介します。

生薬を使った喫茶スペース、クイズ企画もただ今準備中です!(詳しくはこの記事の下の方をご覧ください)


皆様のご来場をお待ちしています!


【日時】
平成19年11月17・18日

【場所】
宮崎大学清武キャンパス(医学部)→アクセス
講義棟4F エレベーターホールからLL教室まで



それでは、各コーナーを簡単にご紹介いたしましょう。

【基礎理論コーナー】4F・LL教室
臨床医療に応用されている漢方医学の根幹をなすのが中国伝統医学です。今年から漢方の勉強を始めた新入部員たちが、テーマに分かれて中国伝統医学の基礎理論をご紹介いたします。

内容
 陰陽説・五行説
 気・血・津液
 病因・病邪・病機
 四診

【生薬・方剤コーナー】4F・LL教室
漢方薬を構成する生薬および一定の配合原則に従って組み合わされた方剤について、実物を用いてわかりやすく展示します。

内容
 五味調和(食養生
 効能別生薬展示
 メタボに漢方・調剤実演
  防已黄耆湯
  防風通聖散



※協力:日中医薬研究会
(日中医薬研究会についてはこちらをご覧ください)

【医療用漢方製剤コーナー】4F・LL教室
臨床現場で最も多く使用されているのが医療用漢方製剤。身近な漢方の世界を再認識していただきます。

内容
 身近な漢方製剤解説
  麻黄湯
  葛根湯
  小青竜
 漢方薬と副作用

鍼灸コーナー】4F・LL教室
中国伝統医学では薬以上に鍼灸も重視されます。宮崎市内で鍼療院を営む岩永有恒鍼灸師をお招きして鍼灸実演・体験講座を中心とした展示を行います。

展示内容
 鍼灸治療の流れ
 経絡理論

実演・体験スケジュール
11/18(日)
 第一回
 10:00-11:00 実演・講義
 11:00-12:00 体験
 第二回
 13:00-14:00 実演・講義
 14:00-15:00 体験

体験コーナーは定員10名、整理券は各回実演開始後からお配りいたします

【喫茶コーナー】4F・エレベーターホール

中国漢方の老舗・同仁堂のレシピを用いた薬膳茶と、私ども漢方医学研究会に代々伝わる桂枝茶(チャイ)をご提供します。クイズに参加して、展示をご覧になった後にゆっくりとおくつろぎください。

お品書き
 美白のレシピ:玉女杏仁甜湯
 不眠のレシピ:太平茯苓安眠茶
 愛のレシピ:乾隆清香合歓茶
 桂枝茶

【クイズコーナー】4F廊下

10問クイズに答えてすてきな商品をもらおう!参加賞は漢方企画自慢・喫茶コーナーでのお好きなドリンク一杯(当日限り有効)。展示を見れば、全問正解も夢じゃない!

ポスター完成

本日、パネル展示用のポスター18枚が無事完成しました。電子顕微鏡センターにある大型プリンターで横90cm×縦125cmの上質紙に刷り上がったポスターたちは、カラフルなできばえです。早くも「来年以降も使い回しすればいい」などというグウタラな意見も飛び出しています。

みどころはポスター「舌診」。様々な病気とつながった情報を秘めている舌の写真が、これでもかと並んだ一枚です。当日、展示場には鏡もご用意しますので、ご自分の舌と比べてみるのも面白いかもしれません。

漢方医学には様々な難しい概念がありますが、企画員一同できるだけわかりやすい展示にするよう心がけました。当日は説明員がご案内いたしますので、お気軽にお声をおかけくださいね。

展示準備

基礎理論斑の展示準備は順調なスタートを切りました。

漢方医学の基礎となる中医基礎理論。今年から漢方の勉強を始めた1年生たちが、今まで学習してきたことをわかりやすくまとめるべく奮闘しています。

今年の1年生はみんなWordはおろかPowerPointまでばりばり使いこなしているそうです。4年生、負けてます。1年生のみんなが大学に入って新しく購入したパソコンは大半がWindows Vistaだそうで、時代の流れを感じますね。

日中医薬研究会 様

日中医薬研究会様は各地にある12の漢方研究会で構成される有限責任中間法人「日本漢方交流会」という団体に所属して活動されています。薬系の漢方家が主体で、医師・鍼灸師も参加しています。


日本漢方交流会全国学術総会のお知らせ
平成19年11月24日(土)・25日(日) 東京にて
企画・設営を日中医薬研究会関東支部様が担当していらっしゃいます。


なお、日中医薬研究会様では無料研修体験も実施中です。詳しくは以下の連絡先までお問合せください。
蘖(ひこばえ)薬局内 堀茂子様
静岡市清水区駒越東町2-35
FAX:054-334-5072
supporter@hikobae.com